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2011-12-24

最近のお話 ” 秘湯ベスト5”#2

旅行会社のホームページでは、海の幸、山の幸、味、ボリューム大満足と書かれ、食べきれないほどのグルメ写真が並ぶ。それに最近は露天風呂付きお部屋がやたら目につくし見ている側をこれでもかと誘惑してくる。
私が選ぶ温泉宿の基準は、料理は気の利いた構成にほどほどの量とその地のオリジナルがあれば上等だと思っている。露天風呂付きお部屋などは論外として、過多なおもてなしも必要としない、素朴な気遣いで充分だ。そして交通の便と立地が悪いのが秘湯というもの。

■乳頭温泉”鶴の湯” (秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林)

秋田藩主の湯治場として使われおよそ350年の歴史になる。
本陣の建物(有形文化財)は当時のまま宿泊棟とした使われているので、時代劇のロケーションにも使えそうだ。通電はしてるがテレビもラジオも音の出るものは一切ないなかで囲炉裏を囲む一夜もいい。しかし本陣の予約はとても取りにくいそうだ。
私が泊まったのは4月中旬、突然の大雪の日でも平日にも関わらず外国の人たちも混じっていっぱいだった。
この湯治場集落の佇まいは行って思うしかないだろう。

食事は季節の山菜や川魚、しかしなんといっても名物の「山の芋鍋」だろう。

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