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2012-01-11

最近のお話 ” 松の内”


”松の内”ということでお膝元の生田神社へ。

関西人にとって”松の内”は十五日までだが関東では七日と聞く、何かとお忙しい東京人にとっては良いのかも。きのうから始まった十日戎も関東には無いということだが風習ってのは法的な縛りがなくそれぞれの地方の風土、文化に合ってするから探ればとても興味深い。逆に風習そのものが時代推移のご都合主義で伝統の中身が形骸化しつつあるように思う。ご時世と云ってしまうには勿体ない気がする。
大絵馬を描いたのは画家の中西勝氏で「去年は東日本大震災や原発事故など災いの多い1年だった。今年は霊力のある辰の力で災いを払い、明るい1年にしたい」と語っている。
「今年は昇り竜で景気のいい一年になれば」と生田神社の加藤宮司も願いを語る。

龍の握っている左手の宝が様々な願いを叶えるというのであれば、脱原発と放射能を鎮めてくれと願いたい。今の政治家は国民のために一生懸命にとその度ごとに口にするが、命を懸けるという気概はあまり感じられないから、あなたにお願いするしかない。政治家は文明の進化や歴史の事実から、どうして”学ぶ”ということをしないのだろうか。 ほんとうに。

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